福岡市・九州先端科学技術研究所〔ISIT〕は、九州大学、理化学研究所と連携し、共同研究や産業界との連携促進等の取り組みを行っております。今回のフォーラムは「研究からスタートアップへ」を切り口に、様々な地域企業・団体に広く情報発信を行うことを目的として、令和元年10月29日(火)-30日(水)に開催された「明星和楽2019」内の特別セッションにて開催しました。当日は、企業・金融機関等、大学等研究機関、産業支援機関・地方自治体等などから、150名の方にご参加いただきました。
【特別セッション(10月29日(火))】
「九大・理研による起業への挑戦」研究シーズ活用のスタートアップを考える
第Ⅰ部では、九州大学の「起業部」が、そして理化学研究所の研究成果の社会還元などを目的として9月5日に発足した「株式会社理研鼎業」が、それぞれの取り組みを話し、第Ⅱ部では、それぞれの機関の最新の研究シーズとスタートアップの具体例をご紹介しました。
プログラム第 I 部「九大・理研におけるスタートアップ創出に向けた取組紹介」
◆九大起業部の挑戦
熊野 正樹 氏(九州大学学術研究・産学官連携本部ベンチャー創出推進グループ 准教授)
◆理研の新たな取組:(株)理研鼎業の事業紹介
油谷 好浩 氏(株式会社理研鼎業 代表取締役)
熊野 正樹 氏 | 油谷 好浩 氏 |
プログラム第 Ⅱ 部「九大・理研発スタートアップの事例紹介」
◆美しく、超複雑形状、オンデマンドでの3D石英ガラス製品を届けます!
藤野 茂 氏(九州大学グローバルイノベーションセンター(GIC)教授)
◆スピーディーに、苔の緑で、地球を癒す
井藤賀 操 氏(株式会社JAPAN MOSS FACTORY 代表取締役)
藤野 茂 氏 | 井藤賀 操 氏 |
【三者連携の取組等紹介・ブース出展】
プログラム第Ⅰ部および第Ⅱ部の冒頭に、ISITの山本 竜広 イノベーションアーキテクトより、理化学研究所・九州大学・福岡市の三者連携の概要・取組等についてご紹介しました。
また、10月29日(火)~30日(水)の会期中、九州大学・理化学研究所のブースにて講演内容に関連したパネルや成果物サンプル等の展示を行いました。
今後も、本地域におけるイノベーション創出環境の構築に向けて、様々なイベント等を企画して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
(◆ 本イベントの詳細はこちらをご覧下さい)